教習所を辞めると返金はいくらぐらいあるのか

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自動車教習所へ通い始めたものの、さまざまな事情により途中で辞めなければならないというケースがあります。しかしそこで一番気になるのは、支払った料金がいくらぐらい返金されるのかということです。ですので、ここでは教習所を途中で辞めた場合や、転校した場合、そして教習の期限が切れてしまった場合などの返金について紹介します。

教習所を途中で辞めると返金してもらえるのか

自動車教習所に入学するときは、一定の期間教習を受け続ける予定を立てて入学するのですが、途中で事情が変わってしまい、教習所を辞めなければならないというケースもあるでしょう。会社で転勤を命じられた場合や、仕事などが忙しくなって時間がなくなった場合、そして病気やケガで入院する場合など、その理由は人によってさまざまです。

しかしこれらの理由は基本的に本人の事情によるものなので、教習所に支払った料金が全額返金されることはないということがまず言えるでしょう。しかし本人の事情によって教習所を辞める場合でも、全く返金がないかというとそうではありません。

途中で辞めるということは、まだ受けていない技能教習や学科教習、技能検定があるということなので、まだ実施していない分の費用は返金してもらうことが可能だと言えるでしょう。しかし一般的には、既に実施された教習分をはじめ、入学金やその他の教材費や写真代といった費用は返金されない場合が多いということが言えます。

実際に返金してもらえる金額はいくらぐらいなのか

教習所を途中で辞める場合、実際にどれぐらい返金してもらえるのかというと、それはどの時点で辞めたかによって異なると言えるでしょう。数回しか教習を受けていない場合と、かなりの回数教習を受けた場合とでは、必然的に返金の額も変わってくるということです。

返金額の目安としては、教習の第1段階の途中で辞めた場合は全体の額の3分の2程度であり、仮免許を取得した後の第2段階の途中で辞めた場合は、3分の1程度の返金になるということが言えます。ですので例えば教習所の料金が25万円だった場合は、第1段階の途中であれば17万円程度で、第2段階の途中であれば8万円程度の返金が期待出来ると言えるでしょう。

途中で辞める場合の返金には、入学金などが含まれないため、数回しか教習を受けていない場合でも返金額がかなり減ってしまいます。

しかし、早い時点で辞めたほうが返金額も多くなるため、どうしても辞めなければならない場合は、出来るだけ早い時点で決断したほうがよいということが言えるでしょう。あるいは、教習所に行くことが面倒になったといった軽い理由で辞める場合は、辞めると多額のお金が無駄になってしまうということをよく考えた上で決断する必要があると言えます。

転校する場合の返金や費用について

普通の学校では転校というものがありますが、実は自動車教習所でも、必要な手続きを行うことで別の教習所へ転校することが可能です。なので、今通っている教習所が気に入らないので別のところに変えたいという場合や、急に引っ越すことになったため引っ越し先の教習所に転校したいと言った場合に便利だと言えるでしょう。

ただし教習の期限は、教習開始日から9カ月間と決まっているため、転校の場合もその期限内に行う必要があるという点には注意しましょう。転校と、ただ教習所を辞める退校は何が違うのか疑問に思う人もいるでしょうが、転校の場合は実施した教習が転校先でも引き継がれるという点に特徴があります。

ただ教習所を辞めるという退校の手続きをしてしまうと、それまでに受けた教習は全て無効になってしまいますが、転校の場合は教習が引き継がれるため、退校の場合のように一から教習をやり直す必要がないのです。なので、一旦教習所を辞めても早い時点で教習を始める予定がある場合は、退校ではなく転校を検討してみるとよいですし、一度教習所へ相談してみることをお勧めします。

教習所を転校する場合の返金については、先ほど紹介した、教習所を辞める場合と同じように、基本的には入学金やその他費用、実施分の教習費用が差し引かれ、未実施分の教習費用が返金されることになるでしょう。そして転校の場合は、転校先の教習所に入学金やその他費用、未実施分の教習費用等を支払う必要があります。

ですので、未実施分の教習費用等は前の教習所からの返金で賄えるとしても、入学金やその他費用は新たに支払う必要があるため、その分の費用が余計にかかってしまうと言えるでしょう。

転校をすることで余計にかかる費用は入学金が3~8万円程度で、その他費用が2~4万円程度なので、合計すると5~12万円程度になると言えます。

教習期限を過ぎるとどうなるのか

教習を受けることが出来る期間には9カ月という期限が設けられており、その期限内に全ての学科と技能の教習を修了させる必要があります。ですので、その期間内に教習を修了させることが出来なければ、免許取得は出来なくなるというわけです。

真面目に教習所に通い続けたのに教習が上手くこなせなかった場合もあれば、仕事やバイトで忙しくて通う暇がなかったという場合もあるでしょうが、いずれにしても9カ月という期限は守る必要があります。そして教習期限が切れてしまった場合は、免許を取得出来なくても、教習所へ支払った料金が返金されることはありません。

では、教習期限が過ぎてしまった後に免許を取得したい場合はどうしたらいいのかというと、もう一度改めて教習料金を支払って教習を一から受け直す必要があります。しかし仮免許を既に取得している場合であれば第2段階からスタートすることも可能です。

また教習期限の延長については、どんな理由でも原則的には無理だと考えておいたほうがよいと言えます。しかし、急な海外転勤や病気治療などで一時的に教習所へ通えなくなるケースについては、条件によっては期限の延長が認められる可能性もあるため、一度、教習所へ相談してみるのもよいでしょう。

免許合宿を入校前にキャンセルする場合について

免許合宿の場合は、入校日の数カ月前などに予約を入れておくというケースが多いと言えますが、途中で都合が悪くなってキャンセルする場合もあります。ですので、キャンセルした場合に返金してもらえるのか気になるという人も多いでしょう。

しかし、入校前のキャンセルについては、基本的にどこの教習所でも返金して貰えるため、その点は安心してよいと言えます。

ただし、数日前や2週間前といった入校日が迫った時点でキャンセルすると、キャンセル料を2~3万円程度請求されることが多いため、キャンセルの時期には気を付けておきましょう。